ワインの小話⑪ブルゴーニュ地方 ボージョレ地区

みなさん

こんにちは

本来であれば楽しいゴールデンウィークとなるはずが、ご自宅で過ごされている方も多くいらっしゃるかと思います。

本当に大変だと思います。

そんな中、普段は外で飲まれる方も、ご自宅で晩酌をされる機会が増えてきたのではないでしょうか。

当館がご紹介する内容が、ご自宅での有意義なひと時の一助になれば幸いです。

Beaujolais地区(ボージョレ)



よく耳にする発音は”ボジョレー”なのではないでしょうか。

一応ソムリエ協会の表記ではボージョレとなっておりますので、そちらに合わせておりますが、あまり気にされなくてOKです。

 

さて、Beaujolaisと聞くとどんな印象をお持ちでしょうか。

むしろブルゴーニュ地方と思わない方もいるのではないでしょうか。

※実はブルゴーニュ地方の半分弱程度をBeaujolais地区が占めているのです。以外・・・。

おそらく皆様口をそろえて「Beaujolais Nouveau」(ボージョレ・ヌーヴォー)と仰るのではないでしょうか。

 

Beaujolais Nouveauの解禁日はいつ?

毎年11月の中頃になると「今年のボージョレ・ヌーヴォーが解禁」なんていうポップをよく目にしますね。

(実は第3木曜日と決まっております)

※もともとは11/15と決まっていたようですが、日付を決めてしまうと曜日がバラバラいなってしまい、日曜日にあたってしまうこともあります。

フランスでは、日曜日になるとレストランやワインショップ、運送業者までが休業になってしまいます。

そのため、必ず平日に解禁日が来るように「第3木曜日」となったわけです。

うーん。国民性ですね・・・。

 

Beaujolais Nouveauを名乗るには?

そもそもBeaujolais Nouveauとはどんなワインなのでしょうか。

大まかに表すのならば、Beaujolais地区の新酒と言えます。

ちなみにBeaujolais Nouveauは赤ワインしかありません。

仕様ブドウ品種は「ガメイ」です。

※フルーティーで非常に軽やかな印象。渋みが少なく、収穫してすぐに飲む新酒にはもってこいの品種ですね。

Beaujolaisの格付け

また、ボージョレ地区には格付けが存在しており、Beaujolais Nouveauを名乗ることのできる格付けも決まっています。

大きく分けて4段階に分かれます。

ボージョレ

ボージョレ・シューペリュール(ボージョレの中でちょっといい感じにできたワインのような感じ)

ボージョレ・ヴィラージュ(ボージョレよりも格上の畑)

クリュ・ドゥ・ボージョレ(10個のAOCとして独立した畑。ボージョレ・ヴィラージュより格上)

この中でBeaujolais Nouveauを名乗れるのは、ボージョレとボージョレ・ヴィラージュだけです。

(ナント。ボージョレとはボージョレ・ヌーヴォー以外もいいワインがいっぱいあるんですね)

Beaujolais Nouveauの製法

ボージョレ・ヌーヴォーはいわゆる新酒なのですが、元々は地元の収穫祭を祝うためのワインとして始まったとも言われています。

(その年のブドウの出来を確認するという意味もあるようです)

ボージョレ・ヌーヴォーの特徴として、忘れてはならないのがその製法にあります。

「マセラシオン・カルボニック法」

なんとも聞きなれない製法ですが、これがボージョレ・ヌーヴォーのあのフレッシュさとフルーティーさを実現するのです。

簡単に説明すると、以下のようになります。

ブドウは圧搾せずに、そのまま密閉タンクに「ブドウを粒のまま満杯」にします。

ブドウ自体の自重で、密閉タンクの下部にあるブドウがつぶれて果汁がにじみ出て、発酵が始まります。

発酵の際に発生した炭酸ガスが密閉容器内に充満し、ブドウの果皮の色素の抽出を促進します。

炭酸ガスに浸かることで、短時間(数日程度)で酸味が柔らかくなり、フレッシュで果実味をちゃんと感じるワインになります。

大体こんな感じです。

Beaujolaisまとめ

・ボージョレ・ヌーヴォー以外もいいワインはいっぱいありますよ。

・ほとんど赤ワインですが、1%程度白ワインも作っています。

・ボージョレはブルゴーニュ地方に属しており、ブルゴーニュ地方の約半分弱を占めています。

・大きく分けて4段階の格付けが存在します。

・ボージョレ・ヌーヴォーの製法(マセラシオン・カルボニック法)

・ブドウ品種はガメイ(赤)とシャルドネ(白)

・ボージョレ・ヌーヴォーの解禁日は11月の第3木曜日

 

おまけ Beaujolaisの白ワイン

みなさまにはあまり印象に無いかと思いますが、ボージョレにも白ワインがあります。

(まだまだ、町のお酒屋さんではあまり見ないですね)

白ワインの主要品種は「シャルドネ」です。

※全体からみると1%程度の割合しかありません。

 

それではまたいつかお会いしましょう。

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